複数の給与所得があります。確定申告で、源泉徴収されていない給与の控除はありますか?
確定申告書作成コーナーで、源泉徴収されている会社の源泉徴収票に従って、配偶者、扶養者および保険の控除のための入力をしました。(支払金額1530万円、源泉徴収額166万円)
源泉徴収されていない支払者の入力は支払金額だけですか?(支払金額1267万円、源泉徴収額0円)
このように入力すると納める税金が400万円以上になります。
源泉徴収されていない給与は税制非適格のストックオプションです。
税理士の回答

藤本寛之
税制非適格のストックオプションの場合、権利行使の時点で権利行使時の時価と権利行使価格との差額(1267万円)が給与所得の扱いとなります。
その時点では源泉徴収は行われないので、源泉徴収税額が0円となります。
操作上、これについては支払金額と源泉徴収税額の入力だけになり、その他の控除はありません。
税制非適格のストックオプションは権利行使の年に課税が大きくなることがあるといった側面があります。
わかりやすく説明してくださって、ありがとうございます!
本投稿は、2018年02月11日 17時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。