確定申告のうえでの【開業費】等の申告について
お世話になります。
私はH28年に、個人事業主として開業届を提出し、青色申告をしたクリエイター(ネットショップでオリジナルデザインのグッズを販売しているネットショップオーナー)です。
恥ずかしながら、青色では帳簿づけが必要ということをきちんと理解してなかったうえ、
赤字でも、毎年必ず申告をする必要がある事を知らず、
65万円控除は無理も承知ですが、
今年、H28.29の2年度分を、まとめて確定申告させて頂きたく思っております。(幸いレシートなどは残しているので、急ぎで帳簿をつけていこうと思います)
そこで何点か疑問があり、ご相談させて頂きます。
1.【開業費】に関して
ネットショップ運営・デザイナーということで、元々所持していた(現在より約6年前に購入の)パソコンとデザインソフトを使っているのですが、こちらは開業費として申請できるのでしょうか。
10万円を超えるものは固定資産だとお伺いしたのですが、そちらについても詳しく教えて頂きたいです。
また、開業後に事業で必要になった経費は、開業費として申請できるのでしょうか。
※例えば、名刺は消耗品に当たりますが、それを開業前に用意ができず、事業のスタート後に準備した際は開業費として申請できますか?
2.本当に勉強不足かつ無知すぎて情けないお話なのですが、
本来なら、
事業用通帳とプライベート用通帳での金銭管理(もしくは事業用の財布とプライベート財布をわけての管理)が
必要だと思うのですが、
これまでずっと、事業用の通帳を用意してこず、プライベート通帳で お金のやりくりをしておりました。(今年からきちんと通帳を用途別に分けようと思っております)
確定申告や帳簿をつける際、
おそらく、
【元入金】や【事業主借】の申告が必要だと思うのですが、どの様に申告したらよいのかがわかりません。
(※某会計ソフトを現在使っているのですが、最初に
【開業時の現金と口座の残高】を尋ねられます。
当時、現金がいくら財布にあったのかも分かりかねるので、どうするべきなのか分からず困っております。
プライベート口座の当時の残高を入力したらよいのでしょうか?)
本当に初歩的な質問ばかりで
恥ずかしい限りなのですが、
税理士のみなさま、
何卒ご回答のほど、どうぞよろしくお願い申しあげます。
税理士の回答

1 パソコン(10万円以上)は耐用年数5年で減価償却しますが、簿価が0のため経費にはなりません。
開業時の経費は、創業費(繰延資産)で計上すると、任意償却でいつでも経費にできます。
2 事業に関係ないものや個人的なものは事業主勘定で処理します。
事業主貸/預金 個人的なものの取得
現金/事業主借 個人のお金を立て替えた
3 現金残は、現金出納帳を作成して合わせてください。
預金残は、通帳と一致させます。
本投稿は、2018年02月24日 16時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。