前職の源泉徴収票で障害がバレたときに穏便に回避する方法
前職の年末調整で障がい者控除を受けてました。仕事自体は前職も一般枠です。
症状が落ち着いたこともあり、
いまの会社にはをそのことは伝えず一般枠で仕事をしています。
実際いまは1年以上薬も飲んでなく、病院にも行ってません。
入社時の源泉徴収票で特別控除に〇がついていた件を今のタイミングで人事部の方が気づいた次第です。
絶対にバレたくないので、どうすれば打ち明けずに穏便に解決ができるでしょうか。
障がい者控除に〇がついたときに、障がいの中身まではわかるのでしょうか?
税理士の回答

石割由紀人
源泉徴収票で障害者控除が示されている場合、控除の対象となることだけが記載され、障がいの具体的な内容までは記載されません。したがって、現在の会社の人事部が源泉徴収票を見てわかることは、過去に障害者控除を受けていたという事実のみです。
穏便にこの状況を処理するための方法としては、次のようなアプローチが考えられます。
1. 黙っている
人事部が特に問い合わせてこなければ、障害者控除について自ら触れずに様子を見ることも一つの方法です。過去の控除に関して説明を求められない限り、波風を立てずにそのまま業務に専念します。
2. 質問された際の回答を準備しておく
人事部から質問があった場合に備えて「症状が軽減しており、現在は治療を必要としていない、また当面障害者控除の申請を予定していない」ことを素直に説明することを検討します。この場合も、具体的な障害の詳細や過去の診断内容を話す必要はありません。
3. 過去の源泉徴収内容の変更を求める場合
前職と相談して、過去の源泉徴収票に誤りがあったという形にすることも検討できますが、これは実現可能性が低く、倫理的にも問題がある場合があります。
どの方法を選ぶにしても、現職でのパフォーマンスや信頼に影響を与えない範囲で行動することが重要です。法律や社内規定に反しない範囲での対応を心がけ、不安がある場合は弁護士に相談すると良いと思います。
本投稿は、2024年11月20日 19時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。