ドルで仕入したときの仕訳について
海外サイトにてある無形商品の仕入を行っており、それを日本サイトにてお客さんに販売しています。
仕入はサイトにドルでチャージ(クレジットカード)をして、その残高から支払っていく形で、お客さんから注文が入ってから都度仕入→すぐに販売しています。
このような場合、具体的にどのような仕訳が必要になるか知りたいです。
【例】※( )はその日の為替レート
・1/1 チャージ20ドル(1ドル100円)
・1/2 仕入 5ドル分(1ドル120円)
1/2 ↑のものを1000円で販売
特に気になる点は以下です。
①1/1のチャージは仕訳不要であっているか。
②1/2の仕入5ドル分は、チャージした当時の1ドル=100円で計算して良いか
③例にはないが同日に複数の取引(仕入&販売)があった場合、まとめて仕訳していいのか、個別にした方が良いのか
来年から確定申告が必要になりそうで調べ始めたところですがわからない点が多く、教えていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

石割由紀人
1/1のチャージも仕訳が必要です。ドル建ての資産(前払金)として計上します。
例:
借方: 前払金(ドル) 2,000円(20ドル×100円)
貸方: クレジットカード 2,000円
仕入はその日の為替レートを使用します(1ドル120円)。為替差損益が発生します。
例:
借方: 仕入 600円(5ドル×120円)
貸方: 前払金(ドル) 500円(5ドル×100円)
貸方: 為替差損益 100円
同日の複数取引はまとめることも可能です。
とても分かりやすいご回答ありがとうございます。とても助かりました。
恐れ入りますがもう1点教えて頂きたいです。
チャージした前払金について、全部を売る用に使うわけではなく、時々自分用に使うことがあります。
この場合は何か処理は必要でしょうか。
本投稿は、2025年01月23日 00時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。