接待交際費の売り上げに対する比率に関してお教えください!
産業医(個人事業主)です。
接待交際費の売り上げに対する比率に関してお教えいただきたいです。
以前契約していた税理士の先生から『売り上げの40%程度が経費の上限額、そのうち25%程度が接待交際費の上限額だ』と教わっていました。
しかし、巷のHPで私のような働き方をしている者の接待交際費の売り上げに対する比率は『3%程度が常識的』との記載を見かけ、大きな乖離があり戸惑っています。
他の税理士の先生のご意見をお聞かせいただけませんでしょうか?
お忙しい中大変恐縮ではございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
お世話になります。
まず原則論として、個人事業主の交際費の上限割合について、明確な税法上の割合規定は存在しません。
あくまで常識的な交際費総額の一つの目安として、売上比の何パーセントというような売上比基準のような論調が存在するのだと思いますので、その比率を超えたところで、それだけで否認されることはありません。事業に直接必要な交際費は原則的に認められることから、売上比率は目安と考えるのが良いと思います。
例えば事業立ち上げ直後などであれば売上があまり上がらず交際費の売り上げ比率が比較的多くなる等の状況もありうると思いますが、比率が高いことだけを持って否認されることはなく、あくまでここの交際費支出が事業に直接必要な経費か否かで経費性が判断されると思います。
このような前提ではありますが,ご質問の売上比ですが,私の認識では、3%程度が常識的な目安とする書き物が多く,売上の6〜7%以上になると、不適切な計上とみなされる可能性が高まるとの書き物もあります。
ご記載の『売り上げの40%程度が経費の上限額、そのうち25%程度が接待交際費の上限額だ』というような著作は今まで確認したことがありません。よろしくお願いします。
ご教示をありがとうございます。
本投稿は、2025年07月08日 13時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。