税理士ドットコム - [確定申告]サラリーマンを継続して個人事業を場合の注意点 - 1.屋号等、個人以外で領収書を切り収入を得るのは...
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サラリーマンを継続して個人事業を場合の注意点

サラリーマンとして働きつつ、内外装工事のコンサルタントとしての副業をしております。

副業の収入に関して、昨年までは年間で30万程度でしたので個人名での領収書を切って現金で受け取り、確定申告の際に雑収入で処理していましたが、今年の収入が200万程度になりそうなので、副業の取引先より個人での領収書だと金額も大きいので税務署に指摘される可能性がある。屋号等、個人以外での領収書にならないか。と言われました。

また、副業に関しては会社にも妻にも秘密で進めていきたいと思っております。

上記を踏まえまして、以下をご質問させて頂きます。

1.屋号等、個人以外で領収書を切り収入を得るのは個人事業の開業が必要なのでしょうか。

2.サラリーマンを継続しながら個人事業を開業する場合、社会保険、年金等は今まで通り、勤務している会社負担のままでいいのでしょうか。

3.個人事業の開業の場合、○○コンサルタントとして屋号を申請します。屋号の印鑑等作成し、領収書を切りますが、屋号と角印のみで有効なのでしょうか。個人名と個人印も必要ですか。

4.従業員等は雇いませんが、確定申告の際に単発で税理士の先生に相談をさせて頂く予定ですが、その場合でも給与支払い事務所等の開設届け出は開業時に提出が必要でしょうか。

5.昨年、新築住宅を購入し、確定申告時に住宅ローン減税を申請しました。今年からは会社の年末調整にて申告しますが、会社で年末調整後の源泉徴収票を添付した年末調整で、副業分の収入からの住民税・所得税からの控除は受けられますでしょうか。(なお、住宅ローンの年末時点残高の10%の上限に、サラリーマンとしての収入の所得税・住民税では届きません。)

長文で失礼致しました。

宜しくお願い致します。

※過去に弊社サービスにお問合せ頂いた質問を転載しています

税理士の回答

1.屋号等、個人以外で領収書を切り収入を得るのは個人事業の開業が必要なのでしょうか。

無効になるわけではありませんが、開業の届を出しておいたほうが望ましいと思います。

2.サラリーマンを継続しながら個人事業を開業する場合、社会保険、年金等は今まで通り、勤務している会社負担のままでいいのでしょうか。

問題ありません。

3.個人事業の開業の場合、○○コンサルタントとして屋号を申請します。屋号の印鑑等作成し、領収書を切りますが、屋号と角印のみで有効なのでしょうか。個人名と個人印も必要ですか。

問題ありません。個人事業の飲食店の領収書をイメージしてください。

4.従業員等は雇いませんが、確定申告の際に単発で税理士の先生に相談をさせて頂く予定ですが、その場合でも給与支払い事務所等の開設届け出は開業時に提出が必要でしょうか。

不要です。

5.昨年、新築住宅を購入し、確定申告時に住宅ローン減税を申請しました。今年からは会社の年末調整にて申告しますが、会社で年末調整後の源泉徴収票を添付した年末調整で、副業分の収入からの住民税・所得税からの控除は受けられますでしょうか。(なお、住宅ローンの年末時点残高の10%の上限に、サラリーマンとしての収入の所得税・住民税では届きません。)

きちんとした年末調整がされていれば、源泉徴収票で対応可能です。

本投稿は、2014年07月28日 21時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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