退職金にかかわる確定申告について
10ヶ月努めて退職をし、非課税枠内の退職金が振り込まれました。(40万以下)退職所得の受給に関する申告書を提出していないので確定申告をしようと思っております。必要書類として会社からは退職金にかかわる源泉徴収票を提出してもらえばよろしいのでしょうか。他にも注意点などありましたら教えていただきたくよろしくお願いいたします。
税理士の回答

受給に関する申告書を提出せず、20%の源泉を控除されているのですね。であれば、源泉徴収票を入手し、確定申告されればよろしいのかと存じます。
退職所得は、勤続20年以下であれば、1年(1年未満端数切り上げ)につき40万円の退職所得控除額があります。
ご質問者の場合、勤め先で、源泉徴収されていなければ、退職所得については、何の手続きも必要ないと考えます。

退職金が支払われた際に源泉税が徴収されていたのかどうかがご記載ありませんでしたので、源泉税の有無によって次のようになると考えます。
① 退職金支払時に源泉税が徴収されていなかった場合
ご相談の内容ですと退職所得の金額は発生しませんので、あえて確定申告をされなくても宜しいと思います。念のため、退職所得の源泉徴収票は会社から発行して頂き保管しておかれると良いと思います。
② 退職金支払時に源泉税が徴収されていた場合
会社から退職所得の源泉徴収票を発行していただき、それを添付して確定申告をすることによって、源泉徴収された税金は還付されることになります。

受給に関する申告書を会社が作成保管していれば、源泉徴収はされていないと思います。
退職金の源泉徴収票を入手し、源泉徴収の有無を確認してください。
本投稿は、2018年07月21日 12時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。