海外在住者の日本国内における副業収入の確定申告について
海外在住者の確定申告についてお聞きしたいのですが、
私は現在海外に在住しており(日本に住民票はありません)、海外の企業に勤めていますが、それと並行して日本国内のクラウドソーシングのサイト「クラウドワークス(http://crowdworks.jp)」で副業収入を得ています。
また、「クラウドワークス」では報酬の振込先口座が日本国内の口座である必要があるため、報酬は日本国内の口座に振り込まれています。
この場合上記の副業収入に対する納税は居住国、日本のどちらで行えばよいのでしょうか?
基本的に納税は居住国で行う必要があるとの認識ですが、インターネットで調べると報酬の振込先口座が日本の場合は異なるといった情報も載っておりどちらで納税すべきかわからない状況です。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答のほど宜しくお願い致します。
税理士の回答

まず、クラウドソーシングで国内企業にサービスを提供した場合は国内源泉所得となりますので、日本での納税を実施する必要があります。
その上で、海外の居住国のルールに従います。
例えばアメリカや中国では居住者は全世界の所得が課税されるので、現地で日本の所得も含めて申告します。
その際に、通常は居住国外(日本)で払っている税金は、外国税額控除(foreign tax credit)として控除されるはずです。
本投稿は、2015年11月20日 18時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。