税金の申告を引き継げなくなったら
年をとった父親が自分一人で自営業(訪問販売)をしており、年度末には自分で税を計算して申告しています。代わりに税の計算をできる人がいません。
もし父親が倒れて、税金の申告ができなくなった場合、家族が代わりに行わなければなりませんが、申告する内容も知りませんし、申告の書類を作成する時間もありません。
その様な事態になった場合、どの様にすればいいでしょうか。
みなし申告の様なものがあるのでしょうか。
税理士の回答

首藤毅彦
申告は来年の3月15日まですればいいので、ちょっとずつでも、計算の仕方等を引き継がれていった方がよろしいかと思います。
私達、税理士に依頼するにしても、どれが売上でどれが経費というのもわからない状況であれば、なかなか、完全な申告書の作成は厳しいものがあります。
万が一、お父様に何か緊急事態がおきて申告書を作るのに間に合わないと言うようなときには、仮に収支を組んで、申告だけを行い、その後に再度見直しを行い、正しい額で修正申告等を行うことができます。
しかし、これは最終手段であり、先程述べたとおり、計算方法を徐々に引き継いでおいた方がいいと思います。
どうもありがとうございます。大変参考になりました!
本投稿は、2019年04月29日 22時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。