何年も保有している海外ファンドに対する税金について
現在、日本の投資顧問会社に紹介されたドル建ての海外ファンドを保有しています。(証券会社などは経由しない直接ファンドです)7年ほど前に購入し、運用益・為替差益で数百万の利益が出ています。もちろん元本保証ではなく、配当金というものはございません。この場合の税金と必要経費の扱いについて教えてください。
毎年利益が出た分だけ円換算(ドル→円)して計算し、その年の投資顧問料を必要経費として確定申告するのか?
それとも、ファンドを解約したタイミングで利益を円換算し、過去の投資顧問料すべてを必要経費として確定申告するのか?
それとも上記いずれでもないのか?教えていただけるでしょうか
税理士の回答

藤本寛之
毎年の分配金のない海外ファンドの税金については、以下の取扱いになります。
ファンドを解約した時点で円ベースで所得の計算を行います。毎年の投資顧問料ですが、解約時点ではなく毎年の支払いの時点で経費にする性格のものです。
よって、ファンドを解約したタイミングで利益を円換算し、その年の投資顧問料を必要経費として確定申告する、という取扱いが正しいと思います。
ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2019年06月02日 10時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。