副業開始に当たって知っておくべき法律事項について
ドラッグストアに勤務の薬剤師です。将来的に副業を開始することを考えています。現在は会社で副業が禁止されているのでできないのですが、将来的には可能になるかもしれませんので、現在少しずつ準備をしています。本業に支障が出ない程度の副業で、具体的には英会話の指導です。ただ、もし副業を開始するとして、全く初めての経験ですので、どのような法律があるのか知識がありません。自分だけで自分なりに顧客と契約して収入を得てもよいのか?確定申告はどのようにすれば?など、ごく基本的なことからわかりません。ネット上にも情報はありますが、基礎からの体系的な説明が得にくいので専門家の方にご相談することができれば幸いと思いました。よろしくお願いいたします。
もう少し具体的に書きますと質問は以下の2点となります。
1. 将来的に顧客が見つかったとして、その方と個人的に契約をし、収入を得ることは法律上問題ないでしょうか?もちろん現在の会社には報告し許可を得ます。
2.収入が発生すればそれに伴う税金も発生すると思いますが、それは、年間の収入を個人的に記録(領収書の控え等?)しておき時期が来たら個人的に確定申告する、というやり方でよいのでしょうか?あるいは収入の記録を会社に提出、でしょうか?
上記内容だけでは回答のための情報が不足しているようでしたら、ご指示を頂ければ追加の情報をお送りさせて頂きます。
お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

1.1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人は確定申告が必要になります。副業は雑所得になると思いますが、個人契約を結ぶことは問題ないと思います。
2.収入を会社に報告する必要はないです。確定申告の必要に備え、売上の記録、経費の記録などを帳簿に記載しておくとよいと思います。現在、副業が禁止であれば、もし確定申告をすることになった場合(副業が20万円をこえる)には、住民税の納付を申告書上で自分で納付を選択すれば普通徴収で納付することができ会社に情報が漏れることはないと思います。
ご回答ありがとうございました。「雑所得」という概念が初耳でしたが、調べて、わかりました。個人契約で所得を得てもよいこともわかり、安心しました。いずれにしても会社には適切な報告をした上で進めようと考えています。
本投稿は、2019年07月31日 13時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。