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初めてのダブルワークの確定申告について

6月よりダブルワークを始めたのですが、所得税と住民税がどうなるのか不安でいっぱいです。どう申告すれば節税になるのかアドバイスお願いします。状況をまとめます
A社(メイン)
・所得の種類 給与 ・収入 96万 ・源泉徴収税額 0円
・夫婦とも国民健康保険 国民年金 ・夫婦各々で確定申告
B社(副業)
・6月からパートを始め、11月までの給料は約16万円
・毎月の支給明細書の控除項目はブランク
・その他 社会保険合計は0円 ・課税対象額=支給金額
・11月にパート先より、給与所得者の保険料控除申告書と扶養控除等申告書を渡され、捺印ご提出するよう言われました。その際、生命保険料控除証明書などがあれば提出すよういわれました。
  

税理士の回答

1.扶養控除等申告書は、1か所にしか提出ができないことになっています。相談者様の場合は、A社に扶養控除等申告書を提出されていると思いますので、B社には提出ができません。B社は、乙蘭扱いになると思います。
2.給与収入の合計額が103万円を超えますので、確定申告が必要になります。
3.配偶者の所得状況が分からないため、所得控除をどちらにすればよいか判断できませんが、もし配偶者が所得がなければ、社会保険料控除、生命保険料控除を相談者様の方で控除すれば、所得税は非課税になると思われます。

早速のお返事ありがとうございます。
1.A社に提出しているか不明で、副業のことは伏せているので、尋ねづらいです…とりあえず、B社へ提出してみてもよいでしょうか?
2.A社分の確定申告時にB社の源泉徴収票をもらい、一緒に申告すればよいのでしょうか?それとも、B社分から渡された書類を提出すればB社が申告してくれるのでしょうか?
3.主人の所得が少ないため、所得税は非課税で15歳になる子供2人分と私を扶養としているため、住民税も非課税です。私自身現在、所得税非課税ですが、住民税は課税されています。子供2人が高校になり教育費補填のためダブルワークを始めたため、少しでも節税が必須な状況です。
もう少し、アドバイスお願いします。

1.A社での収入が96万円で、所得税が0であれば、甲蘭扱いになり扶養控除等申告書が提出されていると思います。B社には提出されない方がよいと思います。年末調整の書類を提出するのはA社の方になると思います。
2.相談者様の場合は、給与収入の合計額が103万円を超えますので、ご主人の扶養から外れ、翌年に税務署で確定申告が必要になります。
3.ご主人の年収(所得金額)が分からないため、節税についての判断はできませんが、昨年と違うのは相談者様が扶養を外れた場合に、ご主人の住民税非課税控除額が減額されると思います。住民税の非課税控除額は、以下の様になると思います。
(1)2018年の場合
住民税所得割 35万円x(扶養者の数3+1)+32万円=控除額172万円
住民税均等割 35万円x(扶養者の数3+1)+21万円=控除額161万円
(2)2019年の場合
住民税所得割 35万円x(扶養者の数2+1)+32万円=控除額137万円
住民税均等割 35万円x(扶養者の数2+1)+21万円=控除額126万円
所得割、均等割それぞれ35万円、ご主人の所得金額から控除される住民税控除額が減額になります。そのため、ご主人の所得金額にもよりますが住民税の課税が出る可能性も出てくると思われます。所得控除をどちらから控除するか検討が必要になると思います。

ありがとうございます。一度、上記のアドバイスを整理してみます。
また、不明点がでてくると思いますが、その際にはまたお願いします。

本投稿は、2019年11月29日 13時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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