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学生 バイナリーオプションの税金について 海外・国内また、バイトの有無による違い

今現在学生でバイナリーオプションの記事を書いています。学生の場合の税金について調べたのですが疑問点が出てきました。
質問が三つありますので、長文ですがよろしくお願いします。

1,海外バイナリーオプション(BO)を利用すると雑所得というくくりになり、バイトとバイナリーオプション合わせた利益での税金の計算になると思います。
そこで質問で、バイトだけで年60万稼いでさらにBO(バイナリーオプション)で40万稼いだ場合、BOでの40万は基礎控除で38万引いて2万残りますが、バイトの給与所得控除で65万引いた後で残った-5万を、BOでの2万円の分に使って、0円にすることはできますか?

2.国内の場合は税率が一定の20.315%とのことですが、バイトなしの場合は基礎控除の38万と勤労学生控除の27万を足した65万円が支払うか支払わないかの基準になるということですか?(勤労学生控除の条件に適している時)

3.2つ目の質問と同じ国内の場合で、バイトをしている場合はバイトの収入と関係なく、BOでの利益が20万円以下なら申告しなくてもいいのでしょうか?

よろしくお願いします。

税理士の回答

1.給与所得(アルバイト)と雑所得(BO)がある場合、所得金額の計算は以下の様になります。
(1)給与所得
収入金額60万円-給与所得控除額55万円(令和2年から)=給与所得金額5万円
(2)雑所得
収入金額40万円-経費=雑所得金額40万円
(3)(1)+(2)=合計所得金額45万円
基礎控除は48万円(令和2年から)ですので、課税所得金額は0になります。
2.勤労学生控除は、給与所得等の場合に適用されます。給与所得等以外(BO)は適用がないと思います。なお、給与所得がなければ、雑所得が48万円以下であれば、所得税は非課税になります。
3.給与所得者(年末調整をすることが条件)は、副業の所得が20万円以下であれば、確定申告は不要になりが、住民税の申告は必要になります。なお、年末調整をしない人は、20万円ルールの適用はないです。

回答ありがとうございます。

1の回答で、この場合は基礎控除が上回り給与所得控除の5万円の分も補っていますが、逆に給与所得控除が全体を補うことは場合によってはできるのでしょうか? 他の記事を見ていると基礎控除は全体に使えるけれど(バイトやBO)、給与所得控除はバイトなどの勤めている場合の所得にしか適用されないという印象があったので。

3.の回答についてですが、国内の場合は海外バイナリーオプションのように雑所得ではなく別々の申告分離課税のため、控除などは一切ないということでしょうか?また、20万円ルールを適用しない場合は、いくらになるのでしょうか?

重ね重ね申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

給与所得控除額55万円は、給与収入からだけ控除になります。他の所得からは控除されません。
国内のBOは分離課税になりますが、所得控除が他の所得金額から控除しきれい時は、分離課税の所得金額から控除することになります。なお、20万円ルールの適用がない場合は、合計所得金額が48万を超えるかどうかで判定されることになります。

度重なる質問申し訳ございませんでした。
おかげでしっかりと理解することができました。ありがとうございます。

本投稿は、2020年04月16日 11時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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