学資保険の解約での確定申告について
先日会社の総務から「扶養申告内容の是正について」という文書が届き、税務署からの要請」により過去3年分の妻の所得証明を提出せよとの事でした。振り返ってみると2年前に妻がかけていた子供の学資保険を解約した事で確定申告をして、それによって俗に言う「103万円の壁」を超えてしまっていた様です。
ただ、学資保険の受取についてサイトで調べてみると、計算としては
・受取った保険金総額-総支払い保険料-50万円×1/2=一時所得
なので、解約による利益が50万円以上でないと一時所得にはカウントされないはずと思い、確定申告時の書類を調べたところ、
一時所得:収入金額(約200万円) 必要経費等(約85万円) 差引金額(約115万円)
と記録されていて、この差引金額分で計算がされてた様でした。
腑に落ちないのはそんなに利益(2倍以上)が出るような学資保険が世の中にあるの?ということで、その保険の総支払い保険料を見てみたかったのですが、妻に聞くと確定申告時に使ったはずだが保管ができてませんでした。
確定申告時は混雑期で、妻も初心者の為よくわからずに税務署の方に記入を殆ど任せてたらしく、その時は疑問にも思わなかったそうです。
そこで質問なのですが、私としてはその保険の内容を確認したいので、以下2点、質問させてください。
・確定申告時に、もし保険の書類も提出してるのなら、税務署にいけばその内容を確認できるのでしょうか
・税務署で確認できないなら、保険会社に解約済みの保険の書類の再発行をお願いできるものなのでしょうか
ちなみに学資保険はJA共済のものです。契約者、受取人ともに妻の名義との事でした。
ご回答よろしくお願いいたします。
税理士の回答
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
ご質問の通り、学資保険の受け取りは、一時所得となります。
また、ご指摘通り、支払保険料の2倍以上の利益が出る保険は、あまり考えられず、間違って申告されている可能性があろうかと存じます。
・確定申告書の閲覧は可能です。下記ご参照下さい。
https://www.nta.go.jp/law/jimu-unei/sonota/050301/pdf/01.pdf
・保険の解約明細の再発行は、一度JAにご相談されるとよろしいかと存じます。 ある程度対応してもらえるはずです。
以上よろしくお願い致します。
早速のご回答、ありがとうございます!
まずは確定申告書の閲覧に行ってみます。
本投稿は、2016年11月19日 11時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。