ゲームアカウント売上の確定申告について
副業禁止の企業で働くサラリーマンです。
今年の4月に2年ほどやっていたゲームのアカウントを販売し、25万円程度の売上となりました。
今年の1月〜3月で8万円近く課金しており、年間の純粋な収入としては17万円となるのですが…
質問①
上記の単純な計算で所得が20万以下となりますが、この場合確定申告は不要でしょうか?
質問②
住民税の申告は手続きが難しいと聞いたのですが、確定申告しなくて良い場合でも確定申告を行って住民税の申告を省略する事は可能でしょうか?
回答よろしくお願いします。
税理士の回答

1.給与所得者(年末調整をする人)は、副業の所得が20万円を超えると、確定申告が必要になります。20万円以下であれば、確定申告は不要にですが、住民税の申告は必要になります。
2.副業の所得が20万円以下でも、確定申告をすれば、住民税の申告は不要になります。

ゲームアカウントの売却が、
『譲渡所得』か『雑所得』かは、判断が分かれるところだと思います。
ゲームアカウントの販売を複数回繰り返し行っている場合には、
『雑所得』に該当し、出澤先生が記載されている通りとなります。
一方、ゲームアカウントの売却が1回限りであれば、
貴金属や宝石の売却と同様の取引と考えられ、『譲渡所得』に該当すると思われます。
この場合、特別控除額50万円を超えなければ申告の必要がありません。
ゲームアカウントの販売は1度しか行っておりません。
こちらが「譲渡所得」と見なされる場合、住民税の申告も必要無いのでしょうか…
また、「雑所得」か「譲渡所得」かの判断を誤って申告漏れとなった場合は脱税となる可能性もありますか?
お手数ですが回答よろしくお願い致します。

譲渡所得の場合は、住民税の申告も必要ありません。
万が一指摘された場合に、
納税者側の主張が認められれば問題ありませんし、
税務署側が『雑所得』だと指摘し、それに納得すれば『雑所得』として申告をすることになります。
税法の解釈に違いがあっただけであり、脱税には当たらないと思います。

継続的な販売でなければ、譲渡所得になると思います。その場合(譲渡収入が50万円以下)は、申告は不要になります。
分かりやすい解説ありがとうございます。
譲渡所得について丁寧に解説して下さった多田様をベストアンサーとさせてください。
また何かあればよろしくお願い致します。
本投稿は、2020年09月20日 11時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。