確定申告書の納税額について
初めて確定申告を行います。
本業で給与所得があり、副業で経費を差し引き70万弱の収入があります。
本業側から2020年の源泉徴収票が出たため、使用しているクラウド会計ソフトfreeeで確定申告の準備を進めておりますが、源泉徴収票通りに入力をしてみると、納税額が0円となりました。申告書の内容を見ていくと、課税される所得に対する税額に対し、住宅借入金等特別控除の金額が上回っているため、0円となっています。これは間違っていないのでしょうか?ご教示お願い致します
税理士の回答

こんにちは。ご相談承ります。
結論としては間違っておりません。
まず会社でもらった源泉徴収票の右上の「源泉徴収税額」の欄を見てもらうと、多分0円になっていると思います。
これは例えば年収400万円程度のサラリーマンであれば年の所得税額が10万円程度であるのに対して、
年末の借入残高が例えば2000万円の方の住宅控除税額が20万円であり、
結果として年税額より控除額の方が大きく「源泉徴収税額」が0円となることがよくあります。
その上でご相談者のように副業で70万円程度の収入があったとしても、給与と副業を合わせた税額が、やはり住宅税額控除額に届かなければ納税額は0円となります。
年収等はあくまでこちらの想定ですので参考程度になればと思います。
お返事を頂きありがとうございます。
天野先生の仰る通り、源泉徴収票の右上、徴収額は0円となっておりました。
先生より、ご教示頂いた内容そのものが、ほぼ当てはまるため、とても分かり易く参考になりました。ありがとうございました。
本投稿は、2021年01月29日 12時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。