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2箇所から給与所得があります

現在2箇所から給与をもらっていますが、合わせて年収が130万を超えない(40万と85万)ので、主人の扶養に入っています(第三号)。確定申告は毎年しています。4月からは、一つの事業所からの年収が115万となり、そこで社会保険と厚生年金をかけてもらう予定なのですが、その場合、支払う税金などを考えると損をするのでしょうか? 130万を越える場合は、いくら以上であれば損をしないということになりますか?また、40万に関しては年末調整されませんので、この分の確定申告は必要ですよね?

税理士の回答

こんにちは、税と社会保険とは別物で、トータルでの損得というシミュレーションは難しい問題です。税理士は税金はわかりますが、社会保険は業務外ということになりますので。
従いましてあくまで、ざっくりですが、
年間115万円のお勤め先については、月額10万円と仮定しますと、厚生年金保険の自己負担が月額9000円程度。所得税がざっくり1000円として、合計1万円が差し引かれ、115万円から9万円が天引きで出ていくことになります。
で、40万円との合計が、155万円になりますので、所得税率5%、所得税年税額は26000円、9000円は源泉徴収で納税済みとすると、17000円(+α)が申告時に納税となります。
住民税は課税所得に対して10%、155万円-103万円=52万円、住民税が52000円。
以上が奥様ご自身に課される国税、地方税、社保です。
ご主人の方は、配偶者控除38万円が控除できなくなりますので、所得税率をざっくり20%とすると、ご主人の所得税は76000円増額、更に、住民税10%、38000円、税が増えます。(累進課税ですので課税所得に応じて税率は変わりますので、違う可能性があります)
扶養手当などがどのように影響するかは会社ごとなのでわかりません。
あと、現在まだ法案成立していませんが、配偶者控除をパート給与150万円以下に引き上げるという話がありますので、あと少し調整すれば、配偶者控除にとどまることも可能は可能だと思います。
あくまで、ざっくりの数字ということで、ご参考にして下さい。

本投稿は、2017年02月08日 20時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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