1年未満で海外から帰国したときの確定申告について
海外移住から1年未満で帰国した場合の確定申告について、2点質問させてください。
2020年7月から海外に移住し、8か月ほど経ちました。
昨年11月ごろからクラウドワークス上でライティングの仕事をわずかに受けており、3月から本格的に仕事を増やしていこうと思っています。収入は月10万以上になる予定です。
【質問①】
本来は1年以上の滞在予定でしたが、帰国を早めようと思っています。
その場合、トータルの滞在期間が10~11か月ほどになります。
1年未満で日本に帰国した場合、日本の「居住者」にあてはまるのでしょうか?
※現在、住民票は抜いており、帰国したら戻します。
【質問②】
日本の「居住者」の場合は、確定申告が必要になりますが、現時点で開業届を出していません。そのため、日本に帰国してから開業届を提出して、開業届以前の収入も含めて確定申告をすることは可能でしょうか?
※日本帰国後は日本の会社に勤めつつ、副業としてクラウドワークス業務をする予定です。
お答えいただけますと幸いです。
税理士の回答

土師弘之
【質問①】について
1年以上居住予定で帰国した場合、その時点から居住者となります。過去の滞在期間は関係しません。
【質問②】について
日本の「居住者」の場合は、すべての所得について確定申告が必要となりますので、2021年分については帰国前の所得についても対象になります。
開業届は、事業として収入を得る場合に提出が必要ですので、経常的・反復的に行うのであれば、提出することになります。
本投稿は、2021年03月08日 21時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。