年末調整と確定申告について
2021年、仕事を2回変えました。
パート、派遣、現在(派遣)です。
いくつか教えていただきたいことがあります。
1.現在の職場に、前職と前々職の源泉徴収票が必要か確認したところ、必要が無いと言われました。これは、まとめて年末調整をして貰えないということですか?
2.また、して貰えない場合は、今の職場で働いた分は年末調整、前職と前々職の分は確定申告という解釈で宜しいでしょうか。
3.その場合、確定申告に必要な書類、情報が何かを教えて頂きたいです。(ふるさと納税を行っております(一応、ワンストップ特例制度申請済))
税理士の回答

回答します
1 「必要ない」と回答した方は、今の職場の給与の分だけで年末調整するつもりであれば、それは誤りとなります。
「必要ない」のであれば、3社分の源泉徴収票を基に確定申告で所得税の精算をすることになります。
2 前述のとおり、前職等の源泉徴収票を提出しない場合、今の職場においても、本来「年末調整」はしてはいけません。
しかし、仮に年末調整をしてしまった場合であっても、前職、前前職の所得税の精算が必要になりますので、確定申告をしてください。
3 確定申告を行う場合、3社分の源泉徴収票、生命保険などをかけていれば「生命保険料控除証明書」など、ふるさと納税は確定申告をする場合には「ワンストップ特例制度」の適用はありませんので、ふるさと納税の証明書が必要になります。
ご回答ありがとうございます。
1についてですが、源泉徴収票を提出せずとも、3社分年末調整して貰えるという場合はありますか?

回答します
転職者の年末調整を行うには、前職(前々職)の給与の収入の額・源泉徴収税額等が正しく把握されなければいけません。
「源泉徴収票」を提出しない場合、正確な金額が現職の方では分からないのではないでしょか。
なお、年末調整を行った場合には、その源泉徴収票には前職の住所・名称・給与の支給額・源泉徴収税額などを記載することになっています。
退職した会社でも「源泉徴収票」は「給与支払報告」として、お住いの市区町村に送られていきます。
現職の「源泉徴収票」に前職や前々職の情報が入っていない場合は、現職のみの給与の額等が記載されていると判断され、住民税が誤って計算されかねません。
本投稿は、2021年09月20日 10時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。