確定申告漏れの可能性について
2015年に勤務していた企業で年末調整を行っていなかったようですが、当時は会社でやって頂けていたものと勘違いしていたので、確定申告漏れの可能性がかなり高いです。
給与明細を確認したところ、5ヶ月間で約67万頂きました。
自分で調べてみたのですが、6年経っているものは支払いはいらないという見解といるという見解双方を見かけており、どうしたらいいのか分かりません。
どうしたらよいでしょうか?
税理士の回答

中田裕二
2015年分は申告期限である2016年3月15日から5年経過しているので時効のため自主申告は不要です。
ただし、無申告が不正とみなされれば時効は7年ですので、税務調査で指摘される可能性はあります。
ご回答ありがとうございます。
故意に申告しなかったわけではないのですが、それでも不正と見なされることはあるのでしょうか?

中田裕二
無申告の不正行為は立証しにくいです。
また、実務上、無申告の額が少なければ不正とみなされることはないでしょう。
そもそも、2015年には転職などにより他に収入はあったのでしょうか。
もしも年間給与収入がこの67万円だけであれば、所得は38万円以下ですので申告は不要です。
むしろ、所得税が源泉徴収されていれば申告により還付されていたのではないでしょうか。
2015年はこの企業に入る前は派遣で働いていたのですが、そこは年末調整があるところだったので、徴収されていたはずです。

中田裕二
他に収入があったのですね。
所得税が引かれすぎていたかもしれませんが、すでに還付申告もできません。
分かりました。
ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2021年09月27日 14時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。