ハンドメイド作家の棚卸表について
ハンドメイド作家として初めての確定申告です。
期末棚卸表についてお伺いさせてください。
期末棚卸のために、①製品②仕掛品③材料
の3つの表を作りました。
①②は商品名、数量、単価、合計、備考と
記載をしているのですが、この合計金額には制作にかかった材料費と自身の人件費を含んだ金額を以下のように書き込めばいいのでしょうか?
例えば時給800円と仮定して1つの作品を制作する時間は15分とする場合
作品単価+200円(時給800円の4分の1)=合計金額
それとも、人件費は抜きで作品単価のみを合計金額に記入すれば良いのでしょうか?
お忙しいとは思いますが、どなたかお力添えを頂けると助かります。何卒よろしくお願い致します。
税理士の回答

新木淳彦
こんにちは。
ハンドメイド作家としての棚卸ですが、基本的に相談者様の人件費はカウント不要です。
しかし、第三者に依頼して制作してもらったような場合は、考慮しなければならない可能性もあります。
棚卸の考え方ですが、所得税では申告者本人の人件費を経費としては認めておりません。従いまして、経費として認めない以上考慮する必要は無いということになります。
では、材料費だけで良いのかということになるとそうでもありません。
相談者様のハンドメイド作家としての収入は理解できると思うのですが、経費として処理したものも棚卸に影響させる必要があります。
例えば、水道光熱費やパソコン等の減価償却費等ですね。
これらのものは、在庫しているものにもコストとして掛かっておりますので実際にはその金額を計算して棚卸価格に含めることになります。
ご検討をお願いいたします。
新木先生、迅速なご返信をありがとうございました。
いろんなサイトを調べてもよく分からず困っていたのでとても助かりました!
本投稿は、2022年02月01日 15時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。