兄の会社を手伝っていますが、会社から報酬を取ると給与所得となってしまいますか?
現在、私は会社勤めをしていて、これを本業としています。それとは別に、親の鉄工所(株式会社)を引き継ぐ形で兄が代表取締役となっている会社があり、現在は鉄工所をたたんで会社の土地をファミレスに貸して賃料を得ています。兄も元々会社員(定年退職済み)で経理的なことは素人で、兄に「ちゃんとそれなりの報酬は出すから手伝ってくれ」と言われました。暇なときに銀行や社会保険事務所に行ったり、月の収支をチェックする程度のことですが、このときの報酬は給与として受け取らざるを得ないものでしょうか?報酬として受け取り、私が雑所得として確定申告をするというのは無理があるでしょうか?受け取る金額にもよるのでしょうか?
税理士の回答
回答します。
お兄さんの会社との契約方法でどうにでもなります。雑所得にしたいのならお兄さんの会社と業務委託契約を結び、各業務をいくらで請け負うか契約すれば雑所得です。
アルバイト的に時間給などの話は給与となります。
早速の回答ありがとうございます。
兄の会社が鉄工所から不動産賃貸へと業務変更をした時点で会社には親族以外の従業員がいなくなり、唯一、姉の夫(義兄)が従業員として給料をとっています。といっても実質仕事はしていません。
私が業務委託契約を会社と結び雑所得を得るにしても、契約時の業務内容が具体的に思いつきません。ぼんやりした業務内容で、委託契約を結ぶことはできるのでしょうか?
また、金額はどの程度ならば法人の会計、税務的に法外とならないのでしょうか?
実際に私の空いている時間で手伝っているわけですから、雇用契約を結び、給与とて報酬を取って乙類で申告することも腑に落ちません。
そういった場合、世間一般として、どのような処理がされているものなのでしょうか?
業務は物件の管理、見回り、清掃美化など考えられます。金額は業務の中身次第で、あなたが従事する日数や時間を基に、単価は最低賃金に幾らか加算したところで。今の例示だとこのような考え方になります。
あまりに高い契約内容だと、仕事の内容を問われ恣意的な契約と言われる恐れがありますので、あくまでも第三者に同じ業務をさせたとき、幾らか支払うかを目安にしてください。
本投稿は、2022年07月13日 01時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。