副業収入の住民税未申告について
【相談の背景】
現在サラリーマンで副業をやっていますが、恥ずかしながら、前年度の副業分の収入を確定申告していませんでした。
副業の収入は年間で50万円ほどです。(経費が実質無いため、丸々利益になります。)
依頼元からは源泉徴収後に報酬が支払われるため、未申告は住民税分のみとなります。(前述の50万円は源泉徴収後の振込金額です。)
【質問1】
この場合、地元の市役所の税務課、債権管理課などに申告すれば良いのでしょうか?もしくは税務署になるのでしょうか?
【質問2】
収入がピッタリ50万円だとして、延滞金も含めておよそいくらになるのでしょうか?
私の認識では、住民税10%で50000円、その金額に延滞税8.7%が乗って、おおよそ55000円くらいになります。
【質問3】
確定申告書には源泉徴収前の金額を申告するのでしょうか?
以上、ご教授頂けると助かります。
税理士の回答

1.副業の所得が20万円を超えると、税務署に確定申告が必要になります。
2.ご理解の通りになります。
3.確定申告書には、源泉徴収前の金額を申告することになります。
回答します。
副業分の報酬は源泉徴収税額が引かれているのですね。そうすると支払先から報酬の支払調書の交付を受けていまし、年末調整済給与が1箇所の場合、報酬から必要経費を除いた所得が20万円以上あれば確定申告してください。納税になるか還付になるかはあなたの給与所得次第です。
確定申告は住民税の申告も兼ねていますので、確定申告を行えば全て終了です。申告の際、住民税の項目がありますので、必ず普通徴収をチェックしておいてください。そうすれば追加分はあなたのところに通知がきます。
そして、住民税は翌年3か月までの分割納付のように、月額で納付することになります。
報酬の収入は源泉徴収税額を含みます。支払調書に記載されているとおりに申告書類に記載します。
出澤先生
ご回答いただきありがとうございました。
丸山先生
詳細なご回答、ありがとうございました。
本投稿は、2022年07月19日 21時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。