贈与税について
贈与税について相談です。
今年3月ぐらいから現在12月までの間、
私の預金口座から現金を引き出し、または現金支給の給料の一部を妻の口座に移しました。移した金額は計300万。回数は10回程度で、不定期、金額もまちまちです。
通帳には誰が振り込んだかは記載されていません。
私は会社を経営しており、銀行にも個人保証をしてお金を借りているため、
万が一のために、なるべく私名義の預金は少なくしておこうと思い、
お金を移動させた次第です。
ただ、気づくと贈与税がかかるのではと思い、気になってご相談した次第です。
年内に100万ぐらい戻して税額を少なくすればいいのか、
そんなことは意味がなく、300万にかかってくるのか、
300万ぐらいでは何も起こらないのか?
いかがなものでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

お二人の間で贈与の認識があって資金移動された場合には、300万円が贈与となります。贈与の認識とは、ご主人が「あげる」と意思表示をし、奥様が「もらう」と受諾することをいいます。
そのような合意がなく、単に奥様の名義を借りただけのものであれば、贈与とはなりませんので、贈与税が課されることはありません。
実態はどちらだったのでしょうか。
一部を贈与、一部を名義借りと考えるのは無理があると思いますので、先ずは事実関係がどうであるかを確認した上で今年の資金移動の取り扱いを判断し、今後に関しては明確な証拠を残して贈与していくのが宜しいと思います。
本投稿は、2018年12月14日 20時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。