住宅贈与非課税制度を活用するための家屋の名義変更について
私(夫)が実父から贈与された住宅(夫名義)を増改築等工事証明書が発行される減築、耐震リフォーム(3200万円)を行うことになったところ、妻の父から住宅贈与非課税制度の特例を目一杯活用した贈与(2500万円)をしたいと申し出がありました。この申し出をありがたく受けたいと思いますが以下の3点についてわからないので教えて下さい。
一つ目 (2)増改築等の場合の要件ロに「増改築等の工事は、あなたが所有し、かつ、居住している家屋に対して行ったもの~」とありますが、現在アパートに住んでおり、居住しておりません。工事後、引っ越す予定ですが適用されるのでしょうか?
二つ目 妻の父からの贈与であることから、完成時に面積の変更登記を行う際に、単独名義から妻との共同名義にして、確定申告しても、この控除の特例を受けられますか?それとも、工事の着工前に共同名義にしておく必要があるでしょうか?
三つ目 提出書類にある工事契約書は私(夫)の名前で契約していても問題ないのでしょうか?
以上3点になります。よろしくお願いします。
税理士の回答
1・2
増改築のケースでは、所有しかつ居住している家屋が対象です。
奥様が、贈与税の非課税を受けるためには、工事前に奥様の所有する家屋に奥様が居住する必要があります。
なお、奥様に建物を贈与することになりますが、工事代金の負担割合(差額の700万円の負担者)によっては、持分贈与を検討する必要があります。
※建物の、現在の固定資産税評価額が割合計算に影響します。
3 契約書名は、連名が望ましいと考えます。
鎌田先生
ご回答ありがとうございました。
大変助かりました。
本投稿は、2019年08月05日 23時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。