不動産を貰い受ける際の贈与税に関して
空き家バンクを利用して空き家と土地を取得する予定です。
この土地に関して質問します。
貰い受ける土地は不動産屋に出しても売れない(市場価値がほとんどない)田舎の物件です。
物件の所有者は全くの他人です。
固定資産税評価額は600万となっているのですが、固定資産税が高くとも、市場価値がほとんどない物件をタダ同然で貰い受ける際には贈与税はかかりますでしょうか。
また、贈与税を避けるために物件価格を5万円に設定することも考えています。5万円の根拠はその地域で過去数年間に行われた同じような土地の売却時の平均坪単価を元にしています。これにより、「市場価値で売買した」と解釈されて、そもそも贈与税の対象にならなくなることはありますでしょうか。この地域には不動産屋やそもそもまったくないこともあり、不動産屋に査定してもらって市場価値を聞くことも出来ません。
また、贈与税をかからなくする工夫はほかになにかあるでしょうか。贈与税の負担が重いこともあり、贈与税がかかるようであれば取引を辞めることも検討しています。
ご質問は以上の3点です。
税理士の回答

竹中公剛
また、贈与税を避けるために物件価格を5万円に設定することも考えています。5万円の根拠はその地域で過去数年間に行われた同じような土地の売却時の平均坪単価を元にしています。
上記の書類を付けることにより、5万円での売買は贈与税はかかりません。
0円は、かかります。
よろしくお願いいたします。
ご回答ありがとうございます。
更に質問なのですが、土地総合システム(https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet)で調べたところ、該当地域では令和元年から現在に至るまで3件の似たような土地の取引がありました。
時価の根拠とするにあたり、3件はデータ数として少なすぎるでしょうか。
また、土地総合システムでは土地が田・畑なのか、それとも宅地なのかの区別がされていません。このため、直近の3件の取引の平均坪単価は根拠があるものでしょうか。
加えて、「上記の書類を付けることにより」ということはどういうことでしょうか。贈与税が未課税であればどこにも申請する必要性もなく、「書類を付ける」必要性もないのではないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

竹中公剛
更に質問なのですが、土地総合システム(https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet)で調べたところ、該当地域では令和元年から現在に至るまで3件の似たような土地の取引がありました。
時価の根拠とするにあたり、3件はデータ数として少なすぎるでしょうか。
根拠にはなると思われます。
また、土地総合システムでは土地が田・畑なのか、それとも宅地なのかの区別がされていません。このため、直近の3件の取引の平均坪単価は根拠があるものでしょうか。
根拠になるのではないでしょうか?
加えて、「上記の書類を付けることにより」ということはどういうことでしょうか。贈与税が未課税であればどこにも申請する必要性もなく、「書類を付ける」必要性もないのではないでしょうか。
税務署からのお尋ねが、あった場合です。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2020年10月03日 19時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。