私と父が購入した家は売却できますか(法律的・道義的)
8年前、父親と一緒に住む家を購入しました。
父は、「一緒に住むのだから」と言って頭金1500万円出してくれました。
兄が居るのですが、「頭金を私に出したこと」に不公平感を表してきたので、
私は、私と兄が、公平にお金の分配がなされるように、協議しました。
父が、生前贈与110万円づつ、約7年かけて兄に渡せば一番なのですが、
十分なお金がないため、私が、「頭金として出してもらった1500万円」を
「兄が750万円」「私が750万円」もらった、ということにするため(
事後ですが)、
私の預金から、兄の預金に750万円振り込むことで、双方同意しました。
私は父からの「750万円、家の頭金で使った」「兄は750万円を、例えば、家購入の頭金等、これから自由に好きに使えばいい」と考えています。
この家のローンは、残り全て私が払っているのですが、ローンの総金額(固形資産税・私が出した頭金・手付金)は、この家を売った場合の売値とほぼ同額です。
家の名義は私です。
以上の状況で、私は今後家を売却したいと考えているのですが、法律的には大丈夫だと思うのですが、道義的視野からも、父の死後、家を売って、そのお金を私がすべて手にすることは、何ら問題はないでしょうか。
税理士の回答
お兄様に750万円を贈与したことによってお兄様がいう不公平感は払しょくされたわけですから、あなた名義の家屋を売却し、そのすべての収入を得ることに何ら問題はないのではないですか。(むしろ、お父様と同居し面倒を見てきたのであれば、そのことをお兄様に主張してもいいと思います。)
回答ありがとうお座います。
私の父は手術をし、介護・支援をしなくてはいけなくなりました。
兄とは、いざこざがあり、性格面でも「気に入らないと切り捨てる」様な側面があり、
父の介護に一切か関わろうとしません。
ただ、貸家があり、その家賃を私たちは生活費として使っています。父と母半分半分の名義の家でした。母はなくなっています。
本来なら亡くなった母の遺産分与として、「家賃収入の8分の1」「年間10万円」を家賃収入から差し引いて、兄に渡さないといけないのですが、父は高齢で、そういった法律的なことを理解しようとはしません。
そういうこともあるのか、兄は介護に全く協力しないのかもしれません。
こういう状況で、父の死後遺産分与で、「親の面倒を見たから、私の分与分が増える」とかあるのでしょうか。
ネットで見てみても、「介護したから遺産分与に有利に働く」ということは書かれていませんでした。
お母様の遺産分割協議は3人でしっかりしておくべきでしたね。
今からでも、しておくことをおすすめします。
また、お父様のお考えも重要ですから、遺言書を作成してもらうことも検討してください。
親の面倒を見てきたことは今後、主張はできますが、寄与分として認められるかはなかなか難しいかもしれません。
お忙しい中、回答ありがとうございました。
本投稿は、2021年05月04日 18時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。