[贈与税]夫婦間の贈与について - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 相続税
  3. 贈与税
  4. 夫婦間の贈与について

夫婦間の贈与について

結婚して5年目の夫婦です。夫名義で新築戸建を購入しようとしておりますが妻の名義の口座から頭金1200万支出予定です。これは夫婦間贈与となり贈与税がとられてしまうでしょうか?この場合贈与税軽減のためには何か対策はありますでしょうか?

税理士の回答

ご主人単独名義のものなのに、ご主人以外の者が負担すると贈与の問題が生じます。
共有名義ではなく、ご主人単独名義にこだわるなら奥様からご主人への貸付がよろしいのではないでしょうか?

奥様が頭金(1200万円)を出されたにも関わらず、ご主人の単独名義で所有(登記)される場合には、奥様からご主人に1200万円の贈与があったものとして、ご主人に贈与税の問題が生じます。

贈与税を回避する方法としては、次の2つが考えられます。
①頭金の1200万円を奥様からご主人への貸付けとする方法
この場合には、お二人の間で金銭消費貸借契約書を作成して、約定通りにご主人は奥様に返済を行う必要があります。また、その返済するためのご主人の収入(返済能力)の証明も必要になります。形式だけの貸し借りでは贈与と認定されますのでご注意ください。

②購入する住宅を奥様との共有名義にする方法
購入する住宅の名義を、購入代金を負担した割合でお二人の共有名義として所有権を登記して頂ければ、贈与税の問題は生じません。
こちらの方法であれば、①のような契約書の作成や資金移動(返済)の必要もなくなります。

本投稿は、2021年05月05日 20時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

贈与税に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

贈与税に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,744
直近30日 相談数
752
直近30日 税理士回答数
1,540