親と資金を出し合って家を買ったら贈与税を取られますか?
現在、現金一括での中古戸建ての検討をしております。
例えば私が600万円、親が200万円出して購入した場合、贈与税は掛かるのでしょうか?
登記の際に持ち分を資金を出した割合と同じく、60:20などとすれば贈与には当たらないとの意見はネットで見たのですが、専門家の見解を聞きたくて質問させていただきました。もちろん、その家は住居用で私と母しか住みません。
また、このような場合、いわゆる「お尋ね」は来るものなのでしょうか。
私は個人事業主で白色確定申告をしており、基礎控除額48万円と経費20万ほどを除いた所得は年120~150万円です。
また、親と資金を出し合い、共同購入、共同名義にする場合に、なにか注意点がありましたら、あわせてよろしくお願いします。
税理士の回答
資金の負担割合で登記しないと贈与になります。

シーズ税理士法人の川口です。
親と共同名義で不動産を取得する際には、負担した資金に対応する持分の不動産を各人が取得したものとして登記を行わない場合には、親から子、又は子から親への利益移転が行われたものとして贈与税の課税リスクが生じてしまいます。
なお、現状の親の財産状況にもよりますが、親の財産が3,600万円以下等の場合は、相続時精算課税贈与により親の200万円を子に贈与しても贈与税や相続税の税金はかからないためご検討頂いてもいいのではないかと思います。
ご不明な点等御座いましたらお気軽にご連絡ください。
おふた方ともご回答有り難うございました。
本投稿は、2022年04月13日 14時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。