住宅取得資金贈与を全額土地代
住宅取得資金贈与についてお伺いします。
妻の母より500万の贈与を受け700万の土地を現金購入予定(8月中に決済までいく予定)です。残りの200万は私が支払います。土地の名義、持分も金額に合わせて、妻と共有名義の予定です。
住宅メーカーはまだ確定ではないですが、ある程度決まっているため、来年の3月15日までには、居住または最低でも棟上の状態までいけるよう交渉していきます。建物の名義も私と妻の共有名義にするつもりです。
さて、贈与分500万は全額土地代に入れて上記の流れて進めていくつもりですが、この場合、住宅取得資金贈与の特例に該当するでしょうか?
とあるサイト説明で贈与分を全額土地代に入れる場合は特例に該当しない、といったものがありました。 贈与分500万は土地にも建物にもいくらかずつ振り分けて、それぞれ持分を割り当てる必要がありますでしょうか?
ご回答よろしくお願いします。
税理士の回答

安島秀樹
贈与分を全部土地代に入れると特例に該当しないは正しいと思いますが、完成後の家に奥さんの持ち分が少しでもあると、税務署からは特例の適用について文句は言われないと思います。
補足します。
全額土地代でも問題ありません。
ただし、翌年3月15日までに建物を取得しないと非課税になりません。
引き続きお尋ねします。
もし、贈与分全額500万円を土地代に当て、私の自己資金200万と合わせ先行購入したあと、建物を全額住宅ローンで私名義で建ててしまうと、特例に該当しなくなりますでしょうか?
妻は専業主婦で収入がないため、贈与分の500万を使い切ると建物の持ち分を得るための資金が無くなってしまいます。やはり、妻が少しでも建物に対しても資金を出しているという持ち分を示す為に、500万のいくらかは建物に回す必要がありますでしょうか? それとも新築で居住目的の家を建てるための土地購入という意味で、建物の持ち分を気にせず、土地に贈与分全てを入れても大丈夫でしょうか?
建物を取得することが必要です。
そのために、一部分を残すことが必要です。
なお、500万円の非課税以外に、基礎控除110万円分を質問者から贈与を受けて、その分だけ建物の持分を取得することでも大丈夫です。
とても良く理解することができました。
ありがとうございます。
本投稿は、2022年07月28日 22時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。