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相続不動産の譲渡売却に関する税金

2018年に叔母の死去により、その叔母の不動産を相続した者です。その不動産に関わる税金、確定申告の仕方、節税に関することをお聞きします。叔母は離婚、子の死別のため遺産を引き継ぐ者がおらず、甥に当たる私が公証人手続きにより、相続人となり、引継ぎました。引き継いだ不動産は離島(新潟県)にあります。宅地、母屋、土蔵、畑、山林で合計評価額は370万円でした。母屋(57坪)、土蔵(32坪)宅地面積(100坪位)、畑、山の面積(学校のグラウンドくらい)の大きさです。家は明治時代からの建物で老朽化し、近い将来解体しなければならいないような建物です。離島のため、解体費用が廃材運搬を含めると800~900万円と法外な額です。負の遺産を継いでしまい、困っていました。ところが、島の役場が不動産のすべてを村に譲渡してもらえれば、古い家をそのままの状態でもらってもいいいということになり、譲渡契約を結ぶことができました。最初、こちらとしては負の遺産でしたので、無償譲渡と捉えていましたが、島の役場が、評価額には満たない金額だけれども170万円を支払ってくれました。
●そこで、この件に関しての確定申告が必要かなと思い、できれば、税金は節税できればそれに越したことはないのでご相談申しあげました。
因に、叔母からの不動産相続に当たっては、母屋の名義が叔母でなく、先々代の親、つまり、私の祖祖父だったので、名義変更で遺産協議書の承諾を得るために、司法書士費用として、11万円ほどかかりました。その他、島役場への打ち合わせの船賃、宿泊代、譲渡するにあたり、家の整理、土蔵整理でごみ出し費用(5万)などかかりました。領収書はすべてあるわけでないです。(司法書士の経費分、ごみ処理のものはあります。)
譲渡契約の締結は今年4月です。170万円は私の講座に先週払い込まれています。
ただし、その譲渡契約の内容は、売買契約でなく、譲渡となっています。自分の感覚では、170万円というお金は、島の善意なのかとも解釈できます。
●このような内容です。何千万もするものではないですが、やはり、税率は皆、等しくかかってくるのでしょうか。何か節税するいい方法はありますでしょうか。

税理士の回答

国税OB税理士です。
役場は、何という法律に基づいて購入したのでしょうか?
公拡法?
税率については、地方公共団体が購入した場合には、税率が一般の場合より安くなります。

 いろいろな法律があるのですね。そのあたりのことは役場に問い合わせないとわかりません。
もし、おっしゃるような法律であった場合はどれくらいの税率でしょうか。仮にその法律を適応するには村役場の証明するものが必要になるのでしょうか。
 それと、基本的なことなのですが、契約の書面には、私が島の村役場に無償譲渡する、という内容でした。私はその写しも何ももらっていません。現実には譲渡でなく、不動産の売買のようなかたちになっているので、私自身、急な金銭をもらい受けることになり、どのような申告になるのかなと思ったのです。村役場とすれば、譲渡した家の解体にはそれなりのお金がかかりますが、村が得る土地、畑などは、広い面積でこれからのプロジェクトには必要な広さなのです。詳しいことはここでは差し控えますが、かなりのメリットがあるのです。法に基づくものであれば、それなりの契約の文面になるはずではないかと思うのですが。。。

通常は、20.315%なのですが、軽減税率で14.21%になります。
所得税と住民税込みです。
内容からすると、広拡法ではなく通常の形ですね。

広拡法の適用があると無税ですが、そうではないので14.21%の税率の適用です。
さっきの文章だと分かりにくいので、追加しました。

ありがとうございました。役場に確認してみます。

本投稿は、2023年05月19日 06時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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