【相続関連】マンション建物部分の減価償却後の金額について
相続したマンションを売却する際の税金の計算について質問です。建物部分について、減価償却後の金額が取得費として扱われると聞いています。築50年以上のマンションの場合、建物部分の取得費は実質的に0円として計算され、実質土地の取得費という理解で合っていますか?
また、土地と建物の取得費の概算は、固定資産税の通知を見れば、ある程度わかるものでしょうか?わかる場合、通知の何処を見ればわかりますでしょうか?
税理士の回答
このケースでは、質問前段で、貴殿は先代が取得した「時期」と「買った時の値段」を知っているようですので、実額計算が可能です。建物の残存価額5%を貴殿が言う「実質的に0円」というのであれば、そうです。
・概算取得費は、買った時の値段がわからない場合などに使用する計算方法です。後段でのご質問の計算法方法は、「譲渡価額×5%」です。例えば、土地800万円と建物200万円で売却した場合、概算取得費は、土地40万円と建物10万円です。実額計算との併用は、原則できません。
・試算しているのであれば「譲渡所得の内訳書【土地・建物用】」に実際に記載してみると良いと思います。
ご回答ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
お役に立てたのであれば光栄です。
本投稿は、2025年03月20日 23時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。