共有名義の土地の名義変更関わる費用について
両親の共有名義の土地の上に私名義の建物が建っています。
その土地は私が両親から使用貸借している形をとっており、土地には私の住宅ローンの担保設定がされています。
上記の状態で、まず、母親の名義の持ち分を父親に統一する、あるいは両親の名義を私に変更することは出来るでしょうか?
もし可能だとしたら、おおよその費用(税金等)を教えていただけますでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

不動産の取得(共有割合の変動)をした場合には、土地の固定資産税評価額の2%の登録免許税と3%の不動産取得税が、取得者に発生します。
それよりややこしい問題となるのは、贈与とか譲渡とかそういった問題の方です。金銭のやり取りなしに持分を変動したら変動した分の土地の時価マイナス110万円掛ける贈与税率の贈与税がかかります。
売買をした場合には時価よりも安い場合には通常の時価と売買価額の差に対して贈与税が課税されます。概ね相続税評価額(固定資産税評価額の1.1倍)を超える程度で売買すれば、ご両親に譲渡所得税が課税されます。土地の固定資産税評価額はどれくらいなのでしょうか?相続税対策を考えるのであれば生前贈与もよいのですが、結局は相続によって取得した方が得になるケースも多くあります。
本投稿は、2015年09月04日 20時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。