相続!税理士事務員が、相手方の代理人として交渉をしてくる。
長年、実家のマンション経営の税金関係を任せて来た税理士事務員がおります。父が死亡したので、相続手続きを任せています。相続人は2人です。
今、その事務員は、相手方の代理人のような形で、私に遺産相続の分け方をあーだこーだ言ってきます。相手方は、一度だけ自分の希望を直接私に伝えてきましたが、父が存命の時に約束していた内容と違うものだったので却下しました。そうしたら、直接交渉を嫌がるようになり、事務員を使って、私に希望を伝えてくるようになりました。事務員はこんなことしていいんでしょうか?事務員とはいえ、法律を盾に色々言ってくるので、どう対処したらいいのかわからないでいます。
税理士の回答
相談者様は別に税理士に頼むことをお勧めします。
やっぱり、素人だと太刀打ちできないですよね…。
ご記載の内容からの判断ですが、非弁行為として弁護士法違反の可能性が高いと思われます。
法律的代理行為は弁護士しかできず、税理士本人でも代理行為は税務に限定されています。
事務員に非弁活動であり弁護士法違反の疑いがあることを伝え、それでも改善されなければお近くの弁護士会にご相談されるのがよろしいかと思います。
そうなんですか!長年お世話になってた事務員さんなので、まさかそんな違反をするとは思っていませんでした…。次の機会に、違反である旨を伝えてみようと思います!
先生方、ありがとうございます!
その事務員の方ですが、つい最近まで私達は本物の税理士の先生だと思っていました。自分のことを法律家と言っていたし、先生と呼んでも否定しなかったので…。
色々と勉強になりました(^O^)
厳密には非弁行為は弁護士でない者が報酬を得て、交渉等の代理行為を行うことですが、相手方が税理士本人に報酬を払っていれば、その報酬が交渉の代理に係るものでなくとも、税理士本人にも管理責任が問われる可能性もあります。
なんだか大変な問題になりそうな気がしてきました…。
たぶん、税理士資格を持っている先生は、この事務員が何をしているかは知らないと思います。最後の最後に、確認の電話とハンコを押しにくるだけなので…。(前回がそうでした。)
よくよく考えて対応したいと思います。ありがとうございます!
本投稿は、2018年09月06日 17時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。