土地の所有者の確認と、相続の申告をされているかの確認方法
嫁ぎ先の親の財産のことのご相談です。
現在の嫁ぎ先の夫の親が、祖父・祖母から受け継いだ土地があります。
地目が田のあまり価値がない持て余している田舎の土地ということもあり、どうも、母に聞くと、土地の名義変更も忘れているかもしれないと言うのです。
また、祖父、祖母が死んだ際に、相続の申告手続きをちゃんと税務署でしたのか?を聞いても、わからないと言うのです。ちゃんと、相続申告がされていないと、後で、うちの夫が財産を相続する際に、判明し、私達に追徴課税などがきたら大変だと思って心配で仕方ありません。
質問させていただきたいのは、
➀土地の所有者の確認は、市役所の税務課でよいのでしょうか?法務局ですか?
➁税務署に、ちゃんと相続の申告手続きがされているかは確認できますか?
お恥ずかしい簡単なことだと思いますが、教えてください。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

米森まつ美
1 法務局で登記簿謄本を入手されれば分かります。
2 ご本人(祖父母)であれば可能ですが、古い相続の場合は確認は出来ないと思われます。
固定資産税はかかっていないのですね。
①土地の地番までが分かれば(住居表示しかわからなくても管轄の法務局であればブルーマップが備え付けられていますので地番を調べることもできます)、だれでもどこの法務局でも登記簿謄本(全部事項証明)を取得できますので、名義が誰かが分かります。
②相続人による税務署での相続税申告の閲覧という方法はありますが、提出したかどうか不明であれば、難しいと思われます。
ちゃんと、相続申告がされていないと、後で、うちの夫が財産を相続する際に、判明し、私達に追徴課税などがきたら大変だと思って心配で仕方ありません。
ということですが、相続税申告の時効は5年間ですので、祖父母様の相続時から5年10か月以上経過すれば追徴課税されることはありません。
本投稿は、2019年07月06日 21時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。