夫婦間の贈与税について
今年、妻の資金400万、夫の資金600万、合わせて1000万を妻名義で高金利の定期預金を作りました。
夫婦間にあげたもらったの意思はなければ贈与税はかからないと回答を見ましたが、借用書を作成した方がいいとの回答も見つけ、どのようにするのがいいのかわかりません。
借用書となると収入印紙や利息の支払い等面倒なので、便宜上、妻の名前で定期預金を作ったことがわかる覚書でもいいのでしょうか?
借用書が必要な場合、毎月の利息1.5%の支払い、10年後に元本一括返済の内容でも大丈夫でしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
夫婦間にあげたもらったの意思はなければ贈与税はかからないと回答を見ましたが、借用書を作成した方がいいとの回答も見つけ、どのようにするのがいいのかわかりません
お考えのとおりですが、貸し借りを証明するために借用書を作成した方がよいということです。
同様のご質問が多いですが、面倒なことになりますし、契約書を作成すれば印紙税もかかりますので好ましいことではありません。
印紙税法上は、標題が借用書、覚書、金銭消費貸借契約書などいずれでも、内容が消費貸借契約であれば収入印紙の貼付が必要です。
利息を定めなくてもかまいませんが、認定利息(年利1%程度)分は贈与とみなされます。(ただし、それだけでは年110万円の贈与になりませんから他に贈与がなければ贈与税の課税はありません。)
早々に回答いただき、ありがとうございます。
追加で質問です。
覚書の場合、
「妻〇〇の名義で定期預金を開口するが、これは便宜的なものであり、資金は夫〇〇が700万、妻〇〇が300万出してあることを両者が確認した」
という内容で大丈夫でしょうか?
この場合、収入印紙はいくらになるでしょうか。
また、利子の支払いはなくても大丈夫でしょうか。
便宜的という表現はいかがなものでしょうか。
貸借であれば、明確にそう表現すべきです。
曖昧な表現では、覚書を作成する意味がありません。
ご主人から奥様が700万円借りた旨の記載であれば、印紙税額は1万円です。
利子については先述のとおりです。
やはり借用書を作成しようと思います。
お返事ありがとうございました!
本投稿は、2022年12月29日 18時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。