新たに家賃を経費化すると税務署はどう思う?
自宅の賃貸マンションのリビングを使って小さな健康体操教室を開いています。開業して10年以上経ちます。
これまでの申告では、家賃は経費として計上していませんでした。10年前は家族4人で住んでおり、プライベートと業務の境目が曖昧だったからです。
しかし今年、子供たちが全員独立し、夫婦2人が残りました。リビングは余計な生活道具が取っ払われ、純粋にスタジオとして存在するようになりました。
そこで今年から「家賃の20%程度を経費化しようか?」と思案しているのですが、そうすると心配になる点がひとつあります。それは、税務調査が来る確率が高まるのでは?という不安です。ちなみにこれまで税務調査が来たことはありません。
開業から10年以上経過して、申告時にいきなり家賃が計上されて税務署が不審に思わないでしょうか?
昔、別の会社で手広く商売していた時に、何度か税務調査を受けました。その時の嫌な記憶が染みついています。
現在は年間売上300万円未満のこじんまりした商売で、申告自体も後ろ暗い要素は別に無いのですが、こちらも年を取りましたし、できるだけ面倒なことは避けて通りたいというのが正直な気持ちです。
これまでしなかった家賃の計上を始めることで悪目立ちする可能性があるのなら、いっそこのまま経費化せずにやっていこうか……などと迷っております。専門家の先生の良きアドバイスをお願いいたします。
税理士の回答

前川裕之
合理的な理由で経費計上可能であれば、家賃の経費計上に問題はないです。
次から家賃を計上し始めたとして、決算書上悪目立ちもないかと思います。
早速のご回答、誠にありがとうございます。
根が心配性なもので、税理士の先生のご意見を伺うととても安心します。
遅い時間にわざわざありがとうございました。
本投稿は、2024年09月11日 19時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。