個人事業主の税金未払いに関する相談
弟が個人で自営業をしていますが、何年も申告しておらず、先日税務署の方が来て、帳簿等も殆どなく、住民税、所得税、事業税、国保税等々、500万円近く請求が来ると知らされたそうです。
何とか、少しでも減額できる方法はないでしょうか。
税理士の回答
帳簿等が殆どない状況で、税務署はどのように税額を算定したのでしょうか。
考えられることは「推計課税」による計算かと思います。
この「推計課税」の推計には決まった計算方法はありませんので、税務署が採用した推計方法に疑問がある場合には、他の合理的な方法を納税者から提示し交渉することで、税額の引き下げを実現することが可能になります。
税理士に依頼するのであればこの交渉も可能かと思いますが、そうでない場合には実際に行うには大変な作業になりますので、今後は適正に申告納税するという姿勢を示して、税務署に減額のお願いをするしかないと思います。
ご返答ありがとうございます。
もし、税理士の方にお願いすると、費用はどのくらいかかりますか?
内容が分かりませんので具体的な金額は差し控えますが、先ずは事業内容と過去の取引状況等を伺い、税務署の考えも確認する必要がありますので、相当の時間を要することになると思われます。それらの所要時間も報酬に反映されますので、それ相当の金額になると思われます。
ありがとうございました。本人はしっかり払うとの事ですので、本人に任せようと思います。
本投稿は、2018年09月21日 12時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。