営業前払金、営業預り金とは？

今度税務調査があるのですが、調査官より事前に準備してほしい書類のリストを
いただき、その中に営業前払金、営業預り金のリストとありました。
営業前払金、営業預り金がよくわからなかったので、その調査官に聞いたところ、
「営業上発生する前払金、預り金」という答えだったのですが、イマイチよくわかりませんでした。具体的にどのような時に発生するものなのでしょうか？

税理士の回答

服部誠

税理士法人レガート

1. 東京都
2. 中央区

前払金は、商品を受け取る前やサービスの提供を受ける前に「代金の支払いを先にしているもの」をいいます。
預り金は、商品を引き渡す前に「先に代金の支払いを受けているもの」をいいます。
物やサービスの受け渡しと代金の授受が常に同時であれば、前払金や預り金などは生じませんが、時期のズレがありますと前払金や預り金などが発生します。
このような時期のズレがあった取引をどのように処理されているかを税務署は調べたいのだと思います。
ご参考になれば幸いです。

ありがとございました。理解でき大変助かりました。

本投稿は、2016年09月12日 21時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。