譲渡所得の税務調査、時効について
母と父の共有の土地を、 2015年11月 に売却しました。
父は、翌年に死亡しました。母は認知症です。
土地については、土地の購入価格や土地売却のための建物の取り壊し費用を考えると譲渡益は出ていないようでした。登記はもちろん相手に移転しております。
ただ、40年まえに、その土地を買ったときの、売買契約書は、ありません。
買った価格は、私が、父から聞いていたので、判明しております。
契約書などがなく、購入価格がわからない場合、売却額の5%で計算するということですが、5%で計算した場合は、譲渡益がでてしまいます。
こちらから税務署に相談したくても、契約書はなく、父の証言しかなく、どうすればよいか迷っています。
質問は、以下の二つです。
①譲渡から数年経っていますが、これから税務調査が入る可能性は高いでしょうか?
とりあえず、こちらでは税務調査の可能性の高さをお聞きして、これからの参考にしたいと思っております。
②また、このようなケースの場合、時効は、何年になるのでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

鎌田浩司
①調査の可能性は低いと考えられます。
②申告期限から5年です。
参考までに、偽りその他不正のケースであれば7年。

調査の可能性は極めて低いものと考えられます。
2015年の譲渡ですと、申告期限は2016年の3月15日ですが現時点はその日から既に4年8月近く経過しております。通常の時効は5年であり、調査の可能性の高い案件であれば既に調査されているかと思います。
本投稿は、2020年11月08日 17時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。