お取引先から請求書の日付の修正依頼、どこまで対応して良いのでしょうか?
お客様から、請求書の日付の修正依頼があり困っています。
通常のお取引の場合、納品日付と同月で請求書を発行と送付、納品月で売上計上をしています。
月初の日付で請求書発行というのはしていません。
例えば4月に納品して上記の条件で請求書を作成すると、
お客様から5月の日付や3月の日付で請求書を発行して欲しいとお願いされる場合があります。(納品日の場合もあります。)
社内で経理や財務の方に相談したところ、
会社の重要書類になり、明らかに実態と関係していない日付に変えるのは、良くないと言われました。納税や監査対応に影響があるかもしれないそうです。
お客様の要求に応じたい気持ちもありますが、
それに合わせてしまうと、社内処理の日付がおかしくなります。
ネットで調べると発行日だけでも会社によって様々な意見があり、
誰が適切に判断するべきなのかわかりません。
何かアドバイスをいただけると、ありがたいです。
税理士の回答
特に決算期前後の日付変更は、取引先が利益調整のために依頼をしている可能性があります。
それに応じるとあなたの会社も不正加担とみなされます。
会社の売上計上の基準と異なる日付変更はすべきではありません。
中田先生
ご回答いただきありがとうございました。
疑問に思わず対応してしまうと危ないですね。
請求書発行月の変更を依頼された場合で、
もう1つご質問させていただきたいのですが、
発行月は納品月とは違い売上処理には関連しない日付になります。(自社の場合では)
お客様の締め日の理由以外で、日付修正に応じると、
これも不正加担とみなされることもあるのでしょうか?
たとえば売上計上は3月で、突然この取引だけ3月ではなく4月で請求となると、
不自然に見えるのではないかと思いました…。
自社の売上計上は通常通りにしたとしても、請求日を変更してしまうと相手の経費計上時期が変わります。
相手は利益調整など何らかの目的で依頼しているわけですから、それに応じると不正加担とみなされる可能性はあります。
中田先生
ご回答いただきありがとうございました。
勉強になりました。
本投稿は、2021年08月28日 02時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。