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予算を丸ごともらった際の記帳について

フリーランスでコンテンツ制作の仕事をしており、クライアントから○○○万円で上手くやりくりして欲しいと言われました。

クライアントから予算を丸っともらいその中から経費や外注費、自分の報酬などを支払います。

そこで2点質問がございます。

①請求書でクライアントに予算分の金額を請求する際、クライアントは源泉徴収をするのかどうか。
源泉徴収分予算が減ってしまうのを懸念しております。(あくまで予算であり、自分の収入はその中の何割かなので、、、)
確定申告などで戻ってくるのでしょうか?


②フリーランス(インボイス未登録)からフリーランスへの外注費の支払いの際、源泉徴収はしないと思うのですが、これは問題ないでしょうか。

わかりづらく申し訳ございません。ご回答よろしくお願いいたします。

税理士の回答

① 請求書での源泉徴収について

フリーランスとして仕事を受けた場合、通常、報酬には源泉徴収が行われる可能性があります。源泉徴収は、通常、業務委託契約によるものであれば行われることが多いです。この場合、クライアントが支払う報酬から源泉徴収する必要があり、そのために予算からその分が差し引かれることになります。具体的な源泉徴収額は、支払金額や業務の内容によりますが、通常報酬の10.21%(復興特別所得税を含む)が一般的です。

この源泉徴収された分は、あなたが確定申告を行う際にすでに支払った所得税として計上することができ、不足していれば追納、過納であれば還付される可能性があります。
そのため、確定申告を行うことで調整が行われます。

② 外注費の源泉徴収について

フリーランスが他のフリーランスに外注費を支払う際、業務上の報酬である場合には、支払う側が源泉徴収を行う必要があります。ただし、これも報酬の内容によります。報酬が通常の業務委託によるものである場合、支払側が所得税を源泉徴収し、納付する義務が生じることがあります。そのため、インボイス登録の有無にかかわらず、源泉徴収を行うことが一般的なルールです。

外注先が個人事業主である場合、特にデザイン、プログラム開発、原稿執筆などのクリエイティブな作業を委託するケースでは、源泉徴収の対象となります。これについては、支払時に外注先に確認し、適切に処理することをお勧めします。

本投稿は、2024年09月26日 03時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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