取引先の源泉徴収税額が誤っていたときどうすべきか
Web系エンジニアでフリーランスをやっています。
2020年中に開業し、初めての確定申告をしようとしており、質問が3点ございます。
友人(法人)との取引で、昨年10月に20,000円分の役務が完了し、翌11月に20,000円振り込まれました。業務内容は、その友人にプログラミングを教えるというものです。
過去にプログラミングスクールの業務委託をしていた際は源泉徴収されていたため、同様の業務であれば源泉徴収したほうがいいのではと伝えたところ、「じゃあ売上は22,000円ということにしよう」という話になりました。
時は流れ、現在freeeに取引を登録しているのですが、売上が22,000円ならば源泉徴収は2,246円で、入金額は19,754円になるはずで、ズレが生じています。
【質問1】とりあえずfreeeでは売掛金22,000円に対し、入金20,000円と、事業主貸2,000円を源泉所得税タグとして登録しているのですが、この対応に問題はございますか?
単純に、差額分の246円を申告所得税に入れて納税できればいいのですが、2020年は100万円も稼いでいなかったため、基礎控除+青色申告特別控除だけで所得は0円になるはずで、恐らく取引先の源泉徴収分は還付されるのではと思っています。
【質問2】freeeに源泉所得税タグで登録しておけば、確定申告書Bの「還付される税金」欄に2,000円と記載してくれるのでしょうか?
【質問3】また、プログラミングを教える前の5月頃には、同じ友人からシステム開発の依頼を受けて納品したことがあり、そのときも源泉徴収されていない金額が入金されているのですが、これは源泉徴収されるべき業務なのでしょうか?(プログラミングスクールとは違い前例がないため判断できませんでした)
質問が長く申し訳ございませんが、ご回答の程よろしくいたします。
税理士の回答

時は流れ、現在freeeに取引を登録しているのですが、売上が22,000円ならば源泉徴収は2,246円で、入金額は19,754円になるはずで、ズレが生じています。
結論 相手に合わせます。源泉徴収された金額と、合わせます。
請求書を出している場合には、相手に間違いを訂正していただきます。
【質問1】とりあえずfreeeでは売掛金22,000円に対し、入金20,000円と、事業主貸2,000円を源泉所得税タグとして登録しているのですが、この対応に問題はございますか?
とりあえずは、いけません。上記記載。
単純に、差額分の246円を申告所得税に入れて納税できればいいのですが、2020年は100万円も稼いでいなかったため、基礎控除+青色申告特別控除だけで所得は0円になるはずで、恐らく取引先の源泉徴収分は還付されるのではと思っています。
納税や・還付の小手先の問題ではありません。
正しくすることが必要です。
上記記載。
【質問2】freeeに源泉所得税タグで登録しておけば、確定申告書Bの「還付される税金」欄に2,000円と記載してくれるのでしょうか?
ソフトに頼っては、いけません。正しい金額を入力ください。
【質問3】また、プログラミングを教える前の5月頃には、同じ友人からシステム開発の依頼を受けて納品したことがあり、そのときも源泉徴収されていない金額が入金されているのですが、これは源泉徴収されるべき業務なのでしょうか?(プログラミングスクールとは違い前例がないため判断できませんでした)
下記で、判断します。
よろしくご理解ください。https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2792.htm
本投稿は、2021年01月29日 06時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。