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業務委託の源泉徴収税額について

契約社員から業務委託に切り替えるのですが、業務委託になると報酬から10.21%の源泉徴収税を天引きした額が、振り込まれると言われました。

そこで2点質問があるのですが、 

① ネットで調べた所、所得税とは、1年間の所得に応じて所得者ご本人が支払う税金のこと。一方の源泉所得税は、企業が従業員や報酬を受け取る方の源泉から徴収し、ご本人に代わって納める所得税のこと。とありますが、経理の方から源泉徴収税には所得税は含まれないと言われました。その解釈は正しいでしょうか?

②①が正しいとなると、源泉徴収税の10.21%が天引きされても、確定申告の時、所得税は累進課税で引かれるということでしょうか?



税理士の回答

 正しくありません。源泉徴収税額は貴殿の所得税そのものです。したがって貴殿は所得税を国に前払いしていることになります。

 確定申告で前払いした所得税を精算することになります。下記の確定申告書の一表の㊸欄と、二表の所得に内訳欄に源泉徴収税額を記入し、精算します。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/01.pdf

とても分かりやすくご教授頂きありがとうございます。
念の為可能でしたらお伺いしたいのですが、

概算で税理士さんから所得税を計算してもらいました所、年間14万でした。
源泉徴収税として概算ですが、年間53万程引かれる予定です。

その場合確定申告で戻ってくるのは、
53万−14万=39万で合ってますでしょうか?

契約社員の年末調整と比べて、かなり額が上がるので本当に戻ってくるものなのか不安でして。。

何卒宜しくお願い致します。

 金額が正しいかわかりませんが、考え方はおっしゃる通りだと思います。

 これまでと異なり、確定申告書を提出しないと払いすぎた所得税が戻ってこないので、そこは注意が必要です。

上記、ありがとうございます!
大変助かりました。

本投稿は、2021年12月20日 19時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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