役員報酬にかかる源泉徴収の甲乙の判定の仕方
昨年末に私含めた5名で合同会社を設立し、今年の2月から内2名に役員報酬を支払っています。
「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請」は行なっているため、7/10までの対応だと理解していますが、役員報酬を支払っているメンバーが甲乙どちらなのかが分からず困っています。
メンバーA
・現役の大学生で昨年までアルバイトをしていた
・今年からアルバイトを辞め、こちらの役員報酬のみ
メンバーB
・現役の大学生
・現在も今年の3月にアルバイトをやめたが、現在も別のアルバイトを継続しつつ、こちらの役員報酬も受け取っている
メンバーA,Bが甲乙どちらなのかのご判断をしていただきたく存じます。
その他判断に必要な情報や、注意しなければいけない点、甲乙の判定に必要な書類などございましたらご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

Aさんは、役員報酬のみであれば会社に扶養控除等申告書を提出すれば甲欄で所得税を控除できます。Bさんについては、2か所で働いていますのでどちらか一方にのみ扶養控除等申告書を提出することになります。通常は、収入の多い方に提出します。会社に提出すれば、甲欄として所得税の控除になります。その場合、アルバイトの方は乙蘭になります。
ご回答ありがとうございます!
「扶養控除等申告書」について、追加でご質問させてください。
①「扶養控除等申告書」の提出日に決まりはありますでしょうか?
②「扶養控除等申告書」の有効期間は1~12月でしょうか?
③特に行政に提出するのではなく、法人内での保管の認識ですがあってますでしょうか?
④もし誤って「扶養控除等申告書」を2箇所に提出した場合の違反はありますか?
⑤もしどこにも「扶養控除等申告書」を提出しない場合の違反はありますか?
→すべて乙になるので税金を多く納めないといけないくらいで違反はないと認識
というのも、Bさんが「扶養控除等申告書」をバイト先に提出していることを失念している可能性があり、重複してしまう危険性があることを危惧しています。
質問ばかりで恐縮ですが、ご確認よろしくお願いいたします。

①特に決まりはないですが、通常は仕事を始めるときに提出します。
②その通りです。
③法人内での保管になります。
④罰則はないですが、直ちにどちらかを取下げる必要があります。
⑤特に違反はないです。
本投稿は、2022年06月15日 22時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。