源泉徴収票の記載内容について
代表の私と従業員一人とで運営しているベンチャー企業です。
売上が全く上がらず、今年1月から給与が未払いの状況が続いています。給与自体は売上金が今後入ってきたら遡って支払う約束でおりますが、現状では年内に1か月分支払えるかどうかといったところです。
その状況下での今年の年末調整について、従業員から質問されたので教えていただきたいのですが、源泉徴収票には本来支払われていたはずの金額(予定では約430万円でした)が記載されるものなのでしょうか。それとも実際の0円と記載されるのでしょうか。
また、本人はふるさと納税を利用したい意志があるようなのですが、源泉徴収票に記載される総支給額が0円であった場合、利用できないという認識でよろしいでしょうか。
無知でお恥ずかしいのですが、顧問料を支払う余裕もなく相談出来る税理士さんがいないため、教えて頂けると非常に有難いです。よろしくお願い致します。
税理士の回答

土師弘之
給与所得は「給料日」に確定します。
したがって、未払があっても、源泉徴収票には本来支払われていたはずの金額を記載することになります。
なお、源泉徴収票の「支払金額」欄及び「源泉徴収税額」欄の「内書」には未払分を記載します。
また、ふるさと納税は所得税・住民税の軽減措置ですので、総支給額(厳密に言えば所得金額)が0円の場合は利用しても結果は何も変わりません。
本投稿は、2023年11月07日 14時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。