個人事業主の妻の扶養について
会社の年末調整書類に書く妻の収入欄なのですが、妻が個人事業主として稼いだ収入を記入する用紙(月毎)があり、確定申告前の数字を入れるのか、各月の経費を引いた額を入れるのかで揉めています。
トータルでは経費込みで収益は10万円も満たないのですが、プラスの月とマイナスの月などがあり、書き方がわからない状況です。
会社からは収入のみを記入し、経費などは計算しないため扶養から出る手続きになると言われましたが、年間収益が10万もいかない中で扶養から抜けることになるのは働く意味がなくなるので困っています。
税理士の回答

会社の担当者様は、年末調整の書類「給与所得者の配偶者控除等申請書」を作成するために、配偶者様の収入を確認されているのたど思います。
当該書類に、年間収入から必要経費を控除して概算所得を計算する欄があり、この概算所得の金額によって、配偶者控除/配偶者特別控除の適用の有無/金額が確定します。
このように、基準となるのは収入(売上)ではなく、所得金額によって判定を行いますので、会社担当者様に、①収入のみを記載する理由、②収入金額によって扶養(ここでは配偶者控除)から外れると判断された理由を確認するのがよろしいかと思います。
本投稿は、2019年10月30日 14時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。