夫無職 確定申告 妻パート年末調整
個人事業主の夫が障害者3級になり今年無収入です。 妻、娘は、パート、アルバイトで各年収130万以内。
この場合、娘は扶養から外れ勤労学生控除を受けられるようですが、
障害者控除、社会保険控除(国民保険、国民年金)、生命保険控除はどこからした方が良いのでしょうか。
まず、無収入でも確定申告で各控除が受けられるのでしょうか?
また、夫は定期的に入退院繰り返し来年も働けないと思うのですが、パートの私の扶養に出来るのでしょうか。残りの大学費用や国民保険も4分の1免除にしかならず失業給付金などもないので家計が苦しいです。
税理士の回答

回答します
貴方は、ご主人の配偶者控除、障がい者控除、社会保険料控除、生命保険料控除が受けられると解されます。
また、確定申告の時になりますが、医療費控除も貴方が受けることができると解されます。
ご主人は、合計所得金額が48万円を超えない限り確定申告義務はありません。
住民税の申告時には、基礎控除と障害者控除(本人分)の記載をして提出されればよろしいかと思います。
今後お仕事に復帰された際には、確定申告時にご自身が支払った社会保険料控除などを受けることができます。
① 社会保険料控除や生命保険楼控除は支払った人の控除にすることができます。
ご主人が現在収入がないのであれば、それらの支払は奥様がされていると思われますので、先の回答となりました。
年末調整の書類、「保険料控除申告書」に所定の内容を記載してください。
② ご主人は貴方の控除対象配偶者(配偶者控除の対象)になると解されます。
今年の収入がないとのことでしたので、扶養の要件である「合計所得金額が48万円以下」に該当すると思われます。
また、配偶者が障がい者の場合のは、配偶者控除の他に障がい者控除を貴方は受けることができます。
なお配偶者控除・障害者控除を受けるには、「扶養控除申告書」にご主人の氏名生年月日と、下部の障がい者の箇所に〇を付し、障がい者手帳の写しを添付します。
併せて年末調整時に「基礎控除申告書・配偶者控除等申告書」へ所定の内容を記載します。
③ 蛇足ですが
医療費控除は、確定申告時に控除することができます。
本投稿は、2021年10月29日 13時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。