単式簿記の書き方について
副業で白色申告予定の会社員です。
会計ソフト「弥生の白色申告オンライン」で帳簿を作成していますが、帳簿をダウンロードする場合、取引分類「経費・売上・仕入」などが1列に記載されています。
単式簿記の書き方として、この書き方でも問題ないのでしょうか?
それとも、収入・支出の列を分けて作成し直す必要がありますか?
取引分類が全て1列にまとまった書き方でも問題ないというご意見の先生がいらっしゃいましたら教えて頂きたいです。
税理士の回答

白色申告者の単式簿記の帳簿の様式について、特に決まりはありません。
取引分類「経費・売上・仕入」などが一列に記載されている、という意味がよくわかりませんが、最もポピュラーな会計ソフトの会社が作っているものなので、問題はないのではないかと思われます。
ちなみに国税庁の様式例が、下記パンフレットの4~5頁にありますので、それと比較してみてください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kojin_jigyo/kichou03.pdf
>白色申告者の単式簿記の帳簿の様式について、特に決まりはありません。
こちら承知しました。
>取引分類「経費・売上・仕入」などが一列に記載されている
説明不足で申し訳ありません。
こちらは、例えば以下のように、仕入や売上などすべての取引を1つの帳簿に書いており、それぞれで分けた帳簿などは無く、この帳簿1つのみという状態です。
日時 取引分類 科目 摘要 取引先 金額
1/1 仕入 仕入 〇〇 1,000
2/1 売上 売上,源泉徴収税 〇〇 1,500

当該ソフトを使用していないのでよくわかりませんが、勘定科目ごとにわけらえていなくても、最終的に各勘定科目ごとの金額が集計され、それをもとに決算書を作成するようになっていれば、大丈夫だと思います。
最初の回答のとおり、単式簿記では、決まった様式がないからです。
決まった様式がないとのことで承知しました。
>最終的に各勘定科目ごとの金額が集計され、それをもとに決算書を作成するようになっていれば、
こちら、集計するようになっていません。
全てを通して、作成されるものは、勘定科目ごとに分かれていない帳簿が1つあるだけで、他には何もない状態ですが、問題ないでしょうか?
調べてみたら、白色申告は法定帳簿1つあれば問題ないことがわかりました。
決まった様式がないとのことなので、勘定科目ごとに分かれていない帳簿を法定帳簿として保存して、その他の任意帳簿は作成しないことにしようと思いますが、問題ない認識でよろしかったでしょうか?

大丈夫だと思います。
国税当局がどう考えているかわかりませんが、上記のような会計ソフトを使用してくれたほうが、有難いんだと思います。
もし税務調査があった時は、その帳簿と会計ソフトの画面を見てもらうようにすれば、問題ありません。
ありがとうございます!
安心して会計ソフトを使えます。
本投稿は、2024年11月07日 08時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。