弥生会計ソフトについて教えて下さい
弥生会計ソフトを使用しています。
今期の記帳途中で、前期の内容を修正することはできますか?
前期に戻ると、今期の記帳が消えてしまうことはないですか?
税理士の回答
スタンドアロン版の弥生会計を前提でご説明します。
弥生会計のシステムで、今期の入力中で前期の仕訳内容を修正することはできます。
年度切替のメニューで前期の画面に切り替わるので、前期の内容を修正することができます。この場合、下記の点に注意してください。
①前期のデータ修正後
前期のデータは、当期の期首のデータに影響しますので、前期のデータを修正した場合、必ず【次年度更新】という処理をしてから当期の年度に戻って、引き続き当期の記帳をスタートしてください。
②前期の申告が終わっている場合
前期の税務申告が終了している場合は、前期のデータを修正することは税務上認められません。
この時は、『修正申告』または『更正の請求』という税務申告の手続きで、前期の申告内容を正しくします。
会計上は、前期の会計データの修正であっても、『当期に生じた修正』として、当期に会計処理することになります。
②の場合は、通常の申告と異なる税務申告をしますので、税務署に確認してから処理をするか、税理士に依頼することをお勧めします。

こんにちは。
前期の決算締めのあとにその内容を修正することは原則として行いません。
前期の内容の修正は当期の損益として計上するのが一般的です。
仮に前期の内容を直接修正した場合、当期のデータが消えることはないと思いますが、期首残高が変わってしまうのでやはり影響はあります。

前期の内容の修正は可能ですが、実務的には修正しません。
修正する場合は、当期の期首に仕訳を計上し、前期損益修正損益の科目で処理します。
本投稿は、2018年05月28日 08時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。